南こうせつ「つま恋」で10年ぶり野外公演

[ 2009年9月21日 06:00 ]

「つま恋」で10年ぶりにコンサートを行った南こうせつ

 歌手南こうせつ(60)の呼び掛けで80年代に毎年行われていた野外コンサート「サマーピクニック」が20日、静岡県掛川市のリゾート施設「つま恋」で10年ぶりに開催された。

 赤いジャケットで登場。フォークブームが区切りを迎えた82年発表の「あの日の空よ」で幕開け。観客は自らの生きた証を歌に重ねて合唱した。
 同イベントが99年に復活して以来の開催。前日の19日、こうせつは体調不良で7月のつま恋公演を中止した吉田拓郎(63)に電話を入れたそうで「元気な声だった。暇なら来ればと誘ったら“いやいや”とかわされた」と苦笑い。無念の盟友に代わり、拓郎の「夏休み」を歌った。
 小田和正(62)、イルカ(58)、伊勢正三(57)ら13組が出演して7時間で57曲を披露。松山千春(53)は「長時間こんな山の中でやるこうせつは凄いが、我慢して付き合っているおまえらはもっと凄い」と言い、観客は大ウケだった。

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2009年9月21日のニュース