「FF13」主題歌を歌うのは「100年に1人の逸材」

[ 2009年9月8日 21:09 ]

至極のバラードを歌う菅原紗由理

 株式会社スクウェア・エニックスは8日、プレイステーション3用ソフト「ファイナルファンタジー13」(FF13)を12月17日に発売すると発表した。価格は9240円。また、テーマソングを歌手・菅原紗由理(19)が歌うことも発表された。

 これまでFFシリーズでは映像美や感動的なストーリー性もさることながら、フェイ・ウォンやアンジェラ・アキといった実力派女性アーティストを起用した主題歌も魅力の1つだった。そして、今回白羽の矢がたったのは、4月に「キミに贈る歌」でデビューした菅原だった。

 FF13の壮大なストーリーを盛り上げる至極のバラード「君がいるから」は、奇跡、願い、夢など作品のテーマに沿って菅原が作詞を担当。大作RPGの主題歌に大抜てきされた歌姫は「夢に向かっている人の背中を押すような曲」と説明した。挿入歌「Eternal Love」も歌う。12月2日にリリース予定。

 菅原は秋田県横手市出身。今年3月に高校を卒業し上京したばかり。所属するフォーライフミュージックの後藤由多加社長が「100年に1人の逸材」とホレ込む次世代の歌姫。デビュー曲「キミに贈る歌」は着うた(R)、着うたフル(R)で40万ダウンロードを突破するヒットとなった。

 FF13はシリーズ累計8500万本を誇る大作RPGの最新作。ソフトの制作が公式に明らかになってから3年7カ月を費やし、満を持して12月17日にリリースされる。同じスクウェア・エニックスから発売されたニンテンドーDS用ソフト「ドラゴンクエスト9」は、販売本数370万本を超える大ヒットとなっており、同社では年末商戦に向けてさらに期待は高まっている。

続きを表示

2009年9月8日のニュース