ミスターのサイン入り“裕次郎ギブス”初公開へ

[ 2009年7月3日 06:00 ]

 石原裕次郎さんの二十三回忌を翌日に控えた4日にテレビ朝日が放送する特別企画「裕次郎が遺したもの~スーパースター伝説~」(後7・00)で、親友だった巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(73)ら著名人のサインが入った裕次郎さんのギプスが初公開される。

 裕次郎さんはまき子夫人(75)と60年12月2日に挙式した直後の61年1月、長野・志賀高原のスキー場で右足を複雑骨折し、半年以上の長期療養生活を送った。石膏(こう)でできたギプスがやっと取れることになった時、見舞いに来た長嶋氏らは「よかったね」との意味を込めてギプスにサイン。長嶋氏の現役時代の背番号「3」が見える。その後、東京・成城の自宅で木箱に入れて保管されていた。まき子夫人はこれまで箱を開けることはなかったといい、番組収録中は最愛の人の足形に「つらくて見ていられない」と目を伏せたり、席を外してしまった。
 また、法要会場の国立競技場で当選者に渡されるメモリアルブックでは、葬儀の出棺時の写真が初公開される。

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2009年7月3日のニュース