全盲57歳男性と12歳女児が異色のデュエット

[ 2009年7月3日 10:48 ]

ステージで熱唱する加奈&孝次郎の2人

 異色のデュエット「加奈&孝次郎」のデビュー曲「毎日が誕生日」のお披露目会が1日、東京・目黒区の目黒雅叙園で行われた。

 孝次郎(57)は糖尿病の合併症で数年前に全盲になるハンデを背負い、生きがいを求めてカラオケサークルに通い始めた。加奈(12)は小学校6年生。アトピーに苦しみ、学校ではいじめに悩んだ末、友達をつくりたいと孝次郎と同じサークルへ。2人のために作詞家の藤波研介氏が「明るく楽しく生きていこう」とプレゼントした曲が、アップテンポな「毎日が誕生日」だった。
 「楽しい気分になれる歌です」と加奈。夢だった歌手デビューに感無量の表情を見せた孝次郎も「1度聴いたら歌いたくなる歌です」とPR。
 ディナー形式で行われたお披露目会には島倉千代子など多数のゲストが2人の激励を兼ねて出演。楽しそうな歌声とともに、会は盛大に盛り上がった。

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2009年7月3日のニュース