ライバルは父!ウルフ次女がモデルデビュー

[ 2009年6月24日 06:00 ]

モデルデビューした元横綱千代の富士の次女、秋元梢(左)とモデルのマリエ

 大相撲の九重親方(元横綱・千代の富士、54)の次女、秋元梢(21)がモデルデビューした。23日、都内で行われたファッションショーイベントに参加。初お披露目とあって多数の取材陣が集まったが、緊張した様子もなく堂々とモデルウオーキングを展開。「(今後の活動で)父の存在を抜きたい」と抱負を語るなど大物感を漂わせていた。

 黒のワンピース姿で現れると無数のフラッシュを一身に浴びた。大物2世の初登場とあって会場にはテレビカメラ15台、150人を超す取材陣。それでも臆することなく、所属事務所の先輩、マリエ(22)や今井りか(25)に負けない存在感を放った。
 ウルフの異名を取った父譲りの鋭い眼光。ツヤのある黒髪をなびかせてアジアンビューティーの気品を漂わせた。司会者に「緊張した?」と問われると「始まる前は。でも歩いたら緊張は消えた」と余裕たっぷりだ。
 参加したのはテレビ東京の新ドラマ「THE HILLS」(7月15日スタート、水曜深夜0・43)の放映記念イベント。米ロサンゼルスの最先端ファッションを取り入れたドラマであることにちなんで行われたファッションショーだった。
 知人の紹介で1月に所属事務所と契約。事務所スタッフは「気品ある雰囲気、目力の強さがいいと思って契約した。当時は九重親方の娘とは知らなかった」と説明。梢は「モデルにはずっと興味があった」と言い「父は“やりたいことをやれ”、“手伝うことがあれば手伝う”と言ってくれました」と振り返った。九重親方が88年の5月場所で優勝した際、一緒に撮影した写真は携帯電話にも保存している。
 姉、兄がおり3人きょうだいの次女。神奈川県内の私大に通う大学4年生で、今後は学業を優先しながらモデル活動を行う。「(抱負は)でっかく言えば父の存在を抜きたい」と国民栄誉賞に輝いた父を“ライバル視”。恋愛対象については「父に勝てる人がいい」とガードの堅さをうかがわせていた。

 ◆秋元 梢(あきもと・こずえ)1987年(昭62)7月27日、東京都生まれの21歳。九重親方(本名秋元貢)と久美子夫人の間の次女。89年2月に誕生した末っ子の妹が同6月に乳幼児突然死症候群で亡くなっている。趣味はショッピング。1メートル64。上から80、60、88。足のサイズ24・5。血液型A。

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2009年6月24日のニュース