市川由紀乃“思い出の店”で新曲発表

[ 2009年6月10日 22:48 ]

思い出の天ぷら店で新曲発表会を開く市川由紀乃

 6月10日にキングレコードからニュー・シングル「花の咲く日まで」(詞・たかたかし、曲・弦哲也)を発売した演歌歌手・市川由紀乃(33)が同日、東京・新宿区のつな八京王店で新曲発表会を開いた。

 同店は、彼女が歌手活動を休止中=2002年4月から4年半=の後半の2年間、アルバイトをしていた天ぷら店で、「ホールで接客業をやらせていただいていましたが、当時は店長さんや店員の皆さんに大変お世話になりました。特に店長さんには、私がまた歌の仕事をやりたいとお話ししたときに、『あきらめないで頑張りなさい』と背中を押してくださり、その店長さんの言葉もあてもう一度、歌の道で頑張ろうと思いました。今日もお会いして、私を抱きしめてくださいました」と感慨もひとしおだった。

 大勢のマスコミ関係者を招いての懇親会を兼ねた新曲発表会で、一人ひとりに日ごろからお世話になっていることへの感謝の気持ちをアピールしながら新曲のヒットを誓った。
 今度の新曲は「たとえいまはどんなにつらくても、愛する人と幸せという花の咲く日を信じて、ともに歩んでいきたいと願う女性の心情をうたった作品」で、「3コーラスの1番が『泣かないで』、2番が『耐えるのよ』、3番が『生きるのよ』という言葉が繰り返される後半のところが一番の聴かせどころです。この歌には『生きる』という言葉が一番多く出てきますが、作詞のたかたかし先生が『いまはこういう時代だからこそ生きていくことの大切さや生きているからこそ感じられることが、この繰り返しの言葉の中に込められているんだとおっしゃっていましたので、私自身も歌うときは、その繰り返しの言葉に自分の思いを重ね合わせて歌っています」と話していた。

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2009年6月10日のニュース