「桜の森に」したい 吉永小百合が夕張で植樹

[ 2009年5月23日 17:01 ]

 財政再建団体の北海道夕張市を応援しようと、映画「北の零年」出演者の吉永小百合や田中義剛が23日、ロケセットを展示保存している市内の観光施設「『北の零年』希望の杜」で桜の植樹祭に参加した。

 植樹祭は今年で5回目。吉永は雨の中、詰め掛けた市民ら約150人を前に「いつかみんなの気持ちを込めた大きな桜の森ができる。市民がこれからも力を合わせて元気でいることを願っています」とあいさつし、地元の保育園児らと苗木を植えた。
 自身が社長を務める「花畑牧場」の生キャラメル工房を4月、会場の施設近くにオープンした田中は「もっと夕張をアピールして、北海道一元気な町にしよう」と呼び掛けた。
 「北の零年」は明治期の北海道開拓民の困難な生活を描いた作品で、2004年に同市を中心に撮影された。

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2009年5月23日のニュース