「歌が恋人」柏木タカシ 10年間集大成ライブ

[ 2009年5月23日 21:40 ]

満員のファンの前で熱唱する柏木タカシ

 デビューして11年を迎え、新曲「スローワルツの淡雪か」「同窓会」(両A面)がロングセラー中の歌手・柏木タカシ(29)が23日、東京・下北沢の北沢タウンホールで「柏木タカシ きらめきライブ」を開いた。

 約300席の会場は、昼夜ともに満席の中、「今日はとても緊張していますが、衣装のほうは新調しています。このまま教会に行って、結婚式でも挙げられそうな感じですが、残念ながら相手がいません。今日は、歌を恋人にして最後まで一生懸命頑張って熱唱していきたいと思います。どうぞ最後までお付き合いください」と笑顔であいさつ。

 幼児&中学時代の秘蔵写真やデビューしてからの写真を披露したり、13年前に亡くなった母親の思い出話などをしながらデビュー曲「男は孤独が好きなんだ」をはじめ、故・東海林太郎さんの「赤城の子守唄」など昭和の名曲のカバー、さらにアコースティックギターの弾き語りで「影を慕いて」「吾亦紅」など全16曲を熱唱した。

 また、平浩二、三沢あけみ、山川豊の先輩歌手3人からお祝いメッセージが届き、ともに社交ダンスにチャレンジ中の山川からは「柏木タカシくん、10周年記念ライブおめでとう。これからも歌にダンスにお互い頑張りましょう。ライブの大成功祈っています」という熱いメッセージが贈られた。

 「10年間はあっという間でしたが、2006年に『柏木タカシ』に改名したことが、僕にとって大きな転機となりました。デビューしてから今日まで応援していただいているファンの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。その気持ちを忘れずに、これからも歌の道一筋に頑張っていきます」と話していた。

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2009年5月23日のニュース