森光子 89歳誕生日に「放浪記」2000回!

[ 2009年5月9日 18:47 ]

 女優の森光子(89)が1961年の初演から主演を続けてきた舞台「放浪記」が九日、東京都千代田区の帝国劇場で上演2000回の快挙を達成した。

 「放浪記」は、劇作家菊田一夫が作家林芙美子の波乱に満ちた半生を描いた作品。代役なしに主演を続ける舞台の公演数では、国内の最高記録を更新中だ。

 終演後のカーテンコールでは、親交の深いタレントの近藤真彦(44)や東山紀之(42)らも参加。森は感激の面持ちで「この芝居をご覧いただいたお客さまのおかげでこの回数が成立しており、心からお礼を申し上げる。これからも一生懸命、表現のもっと豊かな女優になりたいと思います」とあいさつし、共演者や観客から大きな拍手を受けた。

 この日はちょうど森の誕生日。観客が「ハッピーバースデー」を合唱し、会場は二重の喜びに包まれた。

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2009年5月9日のニュース