前世はフラミンゴ？宮崎あおいが吹き替え

ナレーションを務めた宮崎あおい

　ディズニーが自然をテーマに立ち上げた新レーベル「ディズニーネイチャー」の第１弾「フラミンゴに隠された地球の秘密」で、女優の宮崎あおい（２３）が日本語吹き替え版のナレーションを担当した。

　数々の名作を残してきたディズニースタジオ。６６年に６５歳で亡くなった創設者のウォルト・ディズニーがアニメーション以外に力を注いだのがドキュメンタリーだった。４８年から６０年まで７本の中編と６本の長編を発表し、うち８本がアカデミー賞を受賞している。

　しかし、ウォルトの死後は製作が途絶えてしまい、「絶海の島々」（６０年）以来、今作が実に４９年ぶりの新作。温暖化問題もあって地球が見直されている時代に満を持しての復活だ。作品はアフリカ・タンザニア北部のナトロン湖に毎年雨期に飛来する１５０万羽ものフラミンゴの生態を伝えている。

　保険会社のＣＭではアヒルと名コンビぶりを見せている宮崎も、「ご飯を作る時とか、物心ついた時からフラミンゴみたいな立ち方をすることがある。私の前世はフラミンゴだったのでは」と明かすなど、白羽の矢にも納得顔。「本当にいろいろなドラマがある。映像もとてもきれいなので、ぜひたくさんの方に見ていただきたい」とアピールした。８月公開。