「ハリセンボン」結核相談が1400件超

[ 2009年4月15日 06:00 ]

 女性お笑いコンビ「ハリセンボン」の箕輪はるか(29)の肺結核感染を受け、東京都が6日から設置した電話相談に、14日までに1402件の相談が寄せられた。2日目の7日に寄せられた520件をピークに、徐々に減り続け14日は19件にまで落ち着いたという。

 内容のうち、ほぼ半数が「ハリセンボンが出演したライブ会場にいた」「箕輪と握手してもらいました」などの問い合わせで、中には「道ですれ違ったけど大丈夫ですか」といった内容もあったという。残りは、箕輪とは会っていないが「せきが続いているので心配」など、結核についての一般的な相談だった。相談者は20~30代の女性が中心で、今のところ新たな感染情報はない。都感染症対策課は「予想以上に電話が多く、改あらためてハリセンボンの人気の高さを実感した」と話している。
 相談は15日午後5時まで。その後は最寄りの保健所が対応する。医師らは「結核は過去の病気ではない。2週間以上せきが続くなどの症状があれば呼吸器系のある医療機関で受診してほしい」と呼び掛けている。

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2009年4月15日のニュース