マイケル私物の競売は中止に

[ 2009年4月15日 10:31 ]

 米人気歌手マイケル・ジャクソンの私物約2000点を対象に22日からロサンゼルスで予定されていた競売について、ジャクソン側と競売会社が14日、中止に合意した。ジャクソン側が、契約違反があったとして裁判所に競売差し止めを求めていた。米メディアが報じた。

 競売会社は14日、競売に先立ち私物の一般展示を始めたばかりだった。ロイター通信によると、私物はジャクソン側に返還されるが、25日まで展示されるという。展示会場は期間限定の“博物館”となりそうだ。
 競売対象だったのは、ジャクソンがコンサートで着た衣装やトレードマークの手袋など。自宅だった「ネバーランド」にあった高級家具や食器、美術品のほか、ゲームセンター並みの台数がある大型ゲーム機や人気キャラクターの等身大の人形など、ジャクソンの生活や趣味の一端が垣間見える品々も含まれていた。
 競売は22―25日の日程で行われる予定だった。ジャクソン側は、競売を望まない品については除外するという契約が破られたと主張していた。(共同)

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2009年4月15日のニュース