安室と出版社と和解 長男の写真掲載禁止が条件

[ 2009年3月19日 19:15 ]

 安室奈美恵(31)が長男(10)と歩く様子など私生活の写真や記事を「週刊女性」に掲載されプライバシーを侵害されたとして、発行元の「主婦と生活社」側に計2200万円の損害賠償を求めた訴訟は19日、東京地裁(鹿子木康裁判長)で今後長男の写真を掲載しないことなどの条件で和解が成立した。

 安室の代理人弁護士は「写真を掲載しないという条件での和解は珍しい。和解金の支払いはないが得られたものは大きい」としている。

 安室側によると、和解条項で出版社側は謝罪の上、安室さんの承諾なく、長男の私生活に関する写真を撮影したり、「週刊女性」に掲載しないと約束し、記事も不安を与えないように留意するとしている。

 安室は「『週刊女性』は私生活の写真を盗み撮り、大変な不安感や恐怖感を抱かせた。今後の節度ある取材を望む」との談話を出した。

 訴状によると、同誌2008年6月10日号は、安室が長男と並んで歩く写真や、コンビニで買い物をする様子の記事を掲載した。

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2009年3月19日のニュース