桶川市、本木雅弘のために4日で規則つくった!

[ 2009年2月28日 07:20 ]

 埼玉県桶川市が、米アカデミー賞外国語映画賞を獲得した映画「おくりびと」に主演した同市出身の俳優本木雅弘(43)に「桶川市栄誉賞」を贈呈する方針を決めたことが28日、分かった。同市は本木の予定を確認した上で、3月中に贈呈式を行いたいとしている。

 本木の実家は市内で十数代続く農家。父昭さん(70)は「大変な名誉。本人はこれからも大好きな映画や芸能の世界で頑張ってくれると思う」と喜んでいる。
 本木は昭さんと母さき子さん(70)の次男として生まれ、地元の小中学校を卒業。芸能活動を本格的に始める高校1年まで同市で過ごした。
 アイドル時代はなかなか地元に戻る機会がなかったが、内田也哉子さん(33)と結婚し、長男(11)と長女(9)が生まれてからは「土に親しむ楽しさを子供に伝えたい」と年に数回帰省。家族で畑に出てタケノコやキュウリの収穫を手伝っているという。
 桶川市栄誉賞は、同市が本木の快挙をたたえようとアカデミー賞の受賞後、急きょ4日間で規則をつくり制度化した。岩崎正男市長は「芸術分野で市の名誉を高め、市民に夢を与えた」と受賞理由を説明している。

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2009年2月28日のニュース