手術痕38センチ!鳥越氏がスピード復帰

[ 2009年2月27日 06:00 ]

 肝臓に転移したがん細胞を切除したジャーナリストの鳥越俊太郎氏(68)が26日、コメンテーターを務めるテレビ朝日「スーパーモーニング」(月~金曜前8・00)に出演した。退院からわずか5日でのスピード復帰。手術で脇腹を約38センチ切ったとし、「傷痕(あと)がシャツに触れるとチリチリ痛む」などと説明した。

 17日ぶりのテレビ生出演。鳥越氏は番組冒頭、約3分を使い病状を報告し、励ましてくれた人たちに感謝した。
 白いシャツと水色のジャケット姿。司会の赤江珠緒(34)から「お帰りなさい」と迎えられると、「ありがとうございます。早い復帰で自分でもびっくりしてます」とあいさつ。「自宅やテレビ局、病院にまで励ましの手紙をいただいた。ありがとうございました」と感謝し頭を下げた。
 肝臓に転移したがん細胞は幅約2センチにわたり、10日の手術では脇腹を約38センチ切り、肝臓を70・8グラム切り取った。手術前は医師から肝臓150グラムと胆のうを切ると言われていたそうで「胆のうも切らずにすんだ。僕はラッキー」と喜んだ。
 おなかの傷痕は、へその上から右の脇腹を通り背中にまであり「最初見たときは、あちゃ~こんなに大きいのかと思った」。傷痕がシャツに触れると「チリチリ痛む」という。見舞ったた際に傷を見たという赤江も「かなり大きかった」と振り返った。
 それでも、退院から1週間足らずでの復帰。赤江から「20代かと思うくらいの復活ですね」と振られると、「頭はダメだけど体は若い」と笑いながら自画自賛した。
 当初は週初めの23日から出演するつもりだったが「家族が休めと言うから妥協して今日(26日)になった。僕は仕事人間だから早く復帰したかった」と明かした。3月からは講演会などの仕事もこなしていく。

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2009年2月27日のニュース