「おくりびと」ダイジェスト映像に大爆笑

[ 2009年2月22日 14:44 ]

21日、ロサンゼルス近郊ビバリーヒルズで、地元メディアのインタビューに答える「おくりびと」の滝田洋二郎監督

 22日(日本時間23日)に行われる第81回米アカデミー賞発表・授賞式を前に、外国語映画賞の候補作の監督によるシンポジウムが21日、ロサンゼルス近郊ビバリーヒルズで開かれ、日本から「おくりびと」の滝田洋二郎監督が参加した。

 同賞の候補作は日本、イスラエル、オーストリア、ドイツ、フランスの5本。冒頭で各作品のダイジェスト映像が流され、「おくりびと」のコミカルなシーンが映し出されると、満席の会場は爆笑に包まれた。
 その後、5人の監督がそれぞれ、候補作を撮ったきっかけや撮影秘話などを説明。滝田監督は「日本人の多くは『納棺師』という職業を知りません。僕自身も本での知識だけで実態は知らなかった」と明かした。
 客席には「おくりびと」スタッフや出演者の女優余貴美子さんの姿も。滝田監督は終了後「アカデミー賞の雰囲気が分かって面白かった」と笑顔を見せた。
 今回のアカデミー賞では、日本から加藤久仁生監督の「つみきのいえ」も短編アニメ賞の候補に入っている。(共同)

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2009年2月22日のニュース