加藤監督が会見「そろそろ腹を決めないと」

[ 2009年2月21日 17:07 ]

20日、米ロサンゼルスで開かれるアカデミー賞の授賞式の会場入り口にオスカー像を設置する作業員

 第81回米アカデミー賞の短編アニメ賞にノミネートされている「つみきのいえ」の加藤久仁生監督が20日、ロサンゼルス郊外で会見し、「これほど取材を受けるとは思わずに戸惑っています。もう逃げられないので、そろそろ腹を決めなきゃいけません」と語った。

 アカデミー賞の発表・授賞式は22日(日本時間23日)にロサンゼルスで行われる。
 「つみきのいえ」は約12分間のアニメで、1人暮らしの老人が家族との思い出に浸る。地球温暖化への警鐘も盛り込んだ作品だ。
 加藤監督は「(セレモニーで)両手両足がそろって歩かないようにしないと」と話し、報道陣を笑わせた。
 日本からは、滝田洋二郎監督「おくりびと」も外国語映画賞の候補に入っている。(共同)

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2009年2月21日のニュース