侍ジャパン後押し!清原氏キャスターデビュー

[ 2009年2月6日 06:00 ]

 前オリックスの清原和博氏(41)がWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でキャスターデビューする。TBSが中継するWBC第2ラウンド(米サンディエゴ、マイアミ、日本時間3月15日開幕)から決勝(米ロサンゼルス、同24日)まで、スペシャルナビゲーターとして登場。現役時代の23年間、スター選手として日本球界を盛り上げた清原氏が侍ジャパンを熱く伝える。

 昨季限りでユニホームを脱いだ清原氏に大役が待っていた。
 「引退後の初の野球関係の仕事がWBCという世界大会ということで非常に楽しみです。WBCだけでなく、その後の日本プロ野球シーズンが盛り上がるよう、頑張ります」と意欲を語った。キャスターとして放送席に座り、現地から解説などを行う。
 PL学園高で桑田真澄氏(40)とともにKKコンビで甲子園をわかせて人気を博したスター。それだけに、キャスター業も大いに注目を集めそうだ。特に、原ジャパンを担うマリナーズのイチロー外野手(35)とは親交が深く、先月31日も神戸で自主トレを行っていたイチローを激励したばかり。清原氏だからこそ得られる情報も伝えてくれそうだ。
 引退後初めてとなる解説は、現役生活を締めくくった京セラドームで行われる今月24日の強化試合(日本―オーストラリア)のTBS中継(後7・54)。ここからキャスターの第一歩を踏み出す。清水等プロデューサーは「野球に対して熱い魂を持つ清原さんは侍ジャパンの応援団長として、世界一を決める野球最高峰の大会のナビゲーターとして最もふさわしい方。熱い気持ちを画面でも伝えてもらいたい」と話している。
 WBC第1ラウンドは日本が属するA組の試合を東京ドームで行い、2枚の切符を懸けて、中国、台湾、韓国と競う。第2ラウンドは1組(米サンディエゴ、日本時間16日開幕)と2組(マイアミ、日本時間15日開幕)に分かれる。日本が勝ち上がると、日本を含むA組1、2位とB組(オーストラリア、キューバ、メキシコ、南アフリカ)の上位2チームが「1組」で戦うことになり、サンディエゴが決戦の地になる。TBSは日本が勝ち進めば日本戦全試合を放送。万が一、敗退した場合も決勝まで中継する。

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2009年2月6日のニュース