遠藤実さん長女「ありがとう…」繰り返し感謝

[ 2008年12月10日 06:00 ]

作曲家の遠藤実の葬儀で悲嘆にくれる長女・由美子さん(右)

 急性心筋梗塞(こうそく)のため6日に76歳で死去した作曲家の遠藤実(えんどう・みのる)さんの葬儀・告別式が9日、西東京市の田無山総持寺で営まれた。こまどり姉妹、橋幸夫(65)ら約300人が参列。喪主を務めた長女の由美子さん(44)は「たくさんの作品が皆さんの心の中にいつまでも花として咲き続けることを祈ります」とあいさつ。ありがとう…と6回繰り返し、遠藤さんが歌った「歓びの日の歌」が流れる中、出棺。参列者からも「ありがとう」と偉業を称える拍手が起こった。舟木一夫(63)は「これからも僕らが歌っていくことで、全国の皆さんが先生の顔を思い出すと思う」と誓った。

 TBSは10日、追悼番組「ありがとう遠藤実さん 貴方(あなた)の歌があったから」(後6・55)を放送する。

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2008年12月10日のニュース