「広末が男性俳優バイク同乗」報道で賠償増額

[ 2008年12月10日 06:00 ]

 女優の広末涼子(28)が、週刊誌「女性セブン」に不倫をしているかのような記事を書かれ、名誉を傷つけられたとして約2300万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は9日、発行元の小学館側に120万円の支払いを命じた1審判決を変更、賠償を230万円に増額した。宗宮英俊裁判長は「記事は信用性の低い“目撃証言”に基づく。裏付け取材の形跡もなく、事実無根と評価されてもやむを得ない。妻や母という家庭人としてだけでなく、女優としての社会的評価にも悪影響を与えた」と指摘、賠償額を算定した。同誌07年3月22日号は、当時結婚していた広末が、男性俳優の運転するバイクの後部座席に同乗していたとする記事を掲載した。

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2008年12月10日のニュース