サイトウ・キネンが世界オケ番付19位

[ 2008年11月22日 10:44 ]

 英音楽誌グラモフォンは21日、世界のオーケストラ番付「トップ20」を初めて発表、今年の文化勲章受章者の小沢征爾さんらが指揮するサイトウ・キネン・オーケストラが19位となり、日本の管弦楽団として唯一ランク入りした。

 1位は、管弦楽の渋い音色が「いぶし銀のよう」とも評されるオランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。2位と3位は世界のクラシック音楽ファンの人気を二分するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。
 国別では、シカゴ交響楽団(5位)など7楽団がランク入りした米国が最多だった。
 サイトウ・キネンは、世界中で活躍する桐朋学園出身の日本人トップ奏者らによって臨時編成されるオーケストラ。長野県松本市で毎年8、9月に開かれる「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」での演奏や欧米ツアーなどを精力的にこなしている。(共同)

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2008年11月22日のニュース