玉川スミ 記念公演「死んでもやりたかった」

[ 2008年11月1日 06:00 ]

玉川スミ 85周年公演「こなきゃぶつよ!」

 3歳で初舞台を踏んだ三味線漫談の第一人者・玉川スミ(88)が31日、東京・浅草演芸ホールで「芸能生活85周年・八十八米寿記念公演」を行った。「今年は階段からの転落やがんの手術など入院続きでしたが、死んでも記念公演はやりたかった」と超満員の観客にあいさつ。高座では松乃家扇鶴と組んでの新内流し、自身の一代記を新作浪曲で披露。さらに、扇子を葉に見立てて、「松づくし」を踊り盛んな拍手を浴びていた。12月には国立演芸場で10日間、記念の座長公演を行う。

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2008年11月1日のニュース