吾郎ハッスル!SMAPこだわりツアー

[ 2008年9月25日 06:00 ]

 SMAPが24日、東京ドーム公演を行い、全国ドームツアーを開幕させた。2年ぶりとなる全国ツアー。「今まで見たことがないSMAP」をコンセプトに、歌、ダンス、演出とあらゆるところにこだわったステージを披露した。

 ステージ中央に設置された幅10メートル、高さ20メートルの巨大モニターが、横に割れる。その裂け目から、ワイヤにつるされた5人が登場。観客席方向に傾斜したステージを滑るように下りて公演はスタートした。
 「世界に一つだけの花」など全38曲を、3時間以上にわたって歌い踊ったメンバー。今回、特にこだわったのがダンスだ。マイケル・ジャクソンらを手掛けた世界的な振付師ファティマ・ロビンソン氏が来日し、振り付けを担当。TRFのSAM(46)、CHIHARU(41)、ETSU(44)にも振り付けなどを依頼した。
 これまでより激しく長いダンスを、ワイシャツのすそをズボンから振り乱して踊った稲垣吾郎(34)は「ダンシング吾郎です」とあいさつ。木村拓哉(35)は「今日までリハーサルではペース、体力配分を考えてきましたが、客席にみんながいると初めから全力投球になってしまいます」と話して、客席を埋めた約5万5000人のファンを喜ばせた。
 演出面でも魅せた。この公演のために制作された、60度まで傾く可変式ステージ(幅10メートル、高さ8メートル)は史上最大級。メーン舞台は、ドーム中央近くまで広げて設置し後方のファンもメンバーの姿を楽しめるよう配慮した。
 ツアーは全国5会場16公演。計80万人を動員する見込みだ。

続きを表示

2008年9月25日のニュース