「今日の5の2」などアニメ3作品製作発表

[ 2008年9月12日 20:23 ]

アニメ3作品に出演する声優や監督らが勢ぞろい。堀江由衣やangelaらが出席

 キングレコードのアニメ・声優関連専門レーベル「スターチャイルドレコード」が手がける秋のアニメ3作品の合同製作発表会がこのほど、東京・渋谷区のグランデ パセラリゾーツで開かれ、各作品の主な出演声優や監督らが出席して作品紹介や見どころなどについて語った。「今日の5の2」「とらドラ!」「屍姫 赫(シカバネヒメ アカ)」の3作品で、いずれもコミックやライトノベルで大人気の原作をアニメ化したもの。

 「今日の5の2」(原作・桜場コハル)は、講談社刊「ヤングマガジン」に連載された人気漫画が原作で、テレビ東京など全国6局で放送開始。5年2組を中心とした小学生たちの学校生活を描く小学生コメディーだ。

 小林ゆう、下田麻美、MAKO、明坂聡美、本多陽子、阿澄佳奈の6人と長澤剛監督が出席。主人公・佐藤リョータを演じる小林ゆうは「私が演じるのは男の子の役ですが、以前からこの作品の大ファンで、一ファンとして一人アフレコでリョータ君を演じて楽しんでいました。それだけに今回のお話をいただいたときはうれしかった。全力で頑張ります」と話していた。

 「とらドラ!」(原作・竹宮ゆゆこ)は、アスキー・メディアワークス刊のライトノベルが原作で、10月1日からテレビ東京系で放送開始。超ド級のドタバタ学園コメディーだ。

 釘宮理恵、間島淳司、堀江由衣の3人と長井龍雪監督が出席。釘宮は「私が演じる逢坂大河は、『手乗りタイガー』と呼ばれて恐れられている暴力的な女の子ですが、ドジで、なかなか自分が思うとおりにできないというやきもきさせられる役です。ラブコメの部分がすごく丁寧に描かれていて、お芝居のしがいがあります」。堀江は「天真爛漫で、明るくて元気がよくて、言動が変だという不思議なキャラクターを演じています。その変化を演じるのは難しいですが、やりがいがあります」と話していた。

 「屍姫 赫」(原作・赤人義一)は、スクウェア・エニックス刊「月刊少年ガンガン」に連載中の漫画が原作で、現在コミックスは8巻まで発売中で、累計100万部突破。10月からチバテレビなど全国U局系&AT-Xで放送開始。

 人を襲う屍と、屍を狩る屍の少女たち「屍姫」との戦いを描く今秋一番の問題作で、「仮面ライダー響鬼」(テレビ朝日)の天美あきら役でブレークした秋山奈々と主題歌&エンディングテーマを歌うangela(atsuko、KATSU)の3人と、むらた雅彦監督が出席。

 秋山は「声優は初めてですが、この作品はドラマを見る感覚で楽しんでいただける真実味ある作品です」、atsukoは「この曲はキーが高くて苦労しましたが、迫力のある歌になりました」、KATSUは「アニメの主題歌は3年ぶりになりますが、進化しているアンジェラの音を聴いてほしい」と話していた。

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2008年9月12日のニュース