15~70歳まで!老舗劇場がレッスン生募集

[ 2008年8月14日 07:25 ]

卒業公演の様子。普段なじみの薄い着物も、稽古を重ねることで様になってくる。衣裳・かつらなどは、全てプロがつけるものと同じものを使用

 老舗劇場、明治座(東京・日本橋浜町)から生まれた俳優養成所「明治座アカデミー」が、レッスン生選考オーディションを開催する。

 同アカデミーでは、青年部(15~39歳)に加え、俳優養成所としては珍しいミドルシニア部(40~70歳)を開講しているのが特徴。
 1年半のカリキュラムの中で演技を1から学ぶことができ、殺陣や日舞など明治座ならではの時代劇もレッスンに含まれる。締めくくりとなる卒業公演は、日本の名作戯曲を題材に、ミドルシニア・青年部合同で公演を行う。スタッフは明治座も手がけるプロがバックアップし、本格的な衣裳やかつらをつけて行う。
 酸いも甘いも噛み分けたミドルシニアのレッスン生は、自らの人生経験を演技に生かし、時には若者にはない深みを見せることもある。卒業しても演劇への思いが醒めやらず、自分たちで劇団を立ち上げるグループもあり、想像以上にエネルギッシュだ。
 オーディションは1次(書類)審査通過の後、2次(実技・面接)審査が行われる。オーディション応募は9月5日締め切り(当日消印有効)。

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2008年8月14日のニュース