胃の3分の2摘出の佐藤B作 演出専念

[ 2008年7月25日 06:00 ]

舞台「戸惑いの日曜日」製作発表で大笑いする演出の佐藤B作、石野真子、西郷輝彦、B作の代役の升毅、中澤裕子(左から)

 胃がんの手術をした俳優の佐藤B作(59)が24日、都内で行われた舞台「戸惑いの日曜日」の製作発表に出席した。演出、主演を務める予定だったが「まだ体調が万全でない」と演出だけに専念することを公表。代役は俳優の升毅(52)。8月に地方公演を行い、東京は9月1日から池袋のサンシャイン劇場で。

 5月1日に都内病院に入院し、内視鏡手術で胃の3分の2を摘出。同22日に退院した。術後の経過は良好で、1週間後にNHK土曜時代劇「陽炎の辻」(今秋放送)の収録で仕事復帰。今舞台出演を念頭にリハビリを続けたが「まだどうにも調子が悪い日がある」とため息。ステージ上を駆けずり回る役で体力が必要なため、降板を決めた。

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2008年7月25日のニュース