朝ドラヒロインは初の平成生まれ

[ 2008年7月25日 06:00 ]

NHK「つばさ」のヒロインに決まった多部未華子

 多部未華子(19)が来年3月30日にスタートするNHK朝の連続テレビ小説「つばさ」(月~土曜前8・15)のヒロインを務めることが24日、東京・渋谷の同局で発表された。通算80作目で、平成生まれのヒロインは史上初。1593人の応募者から選ばれ「実感はわきませんが、ただ驚いてます」と初々しく語った。

 02年にデビュー。以後、映画やドラマで活躍し、現在は日本テレビ「ヤスコとケンジ」(土曜後9・00)に出演している。

 ドラマは埼玉県川越市が舞台。和菓子店に生まれたヒロインつばさが、地域FM局の立ち上げに参加、街の人々のきずなを結びつけていく。つばさは20歳だが、夢を追って家を出た母親に代わり、家事全般をこなすという設定。後藤高久チーフプロデューサーは「平成生まれなんだけど、昭和のにおいを持っている。娘でありながら、いわゆるオカンの落ち着きがあるところを買った」と説明。多部は役づくりについて「普段、家事をあまりしないので心配。これから家でオカンらしいことをしようと思ってます」と語った。

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2008年7月25日のニュース