団十郎 実妹から骨髄移植へ

[ 2008年7月5日 06:00 ]

 歌舞伎俳優の市川団十郎(61)が白血病治療のため都内の病院に来週入院し、骨髄移植の手術を受けることになった。公式ホームページで4日「昨年の暮れより貧血の症状が見られるようになりました。主治医と相談の結果、舞台がお休みの7月に入院し、治療を集中して行うことになりました」とコメント。骨髄は実妹で舞踊家の市川紅梅(59)から受ける。貧血状態を改善するためで、04年5月に発病した急性前骨髄球性白血病の再発ではないという。

 抗がん剤治療の影響で最近貧血気味の状態が続き、正常値に戻すため移植を決めた。7~9月は歌舞伎などの舞台が入っておらず、この時期を治療に当てた。年内の舞台復帰を目指す。04年の発病後、一時復帰したが05年8月に再発、06年5月に舞台復帰した。

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2008年7月5日のニュース