熊川哲也が復帰「跳ぶ恐怖心を克服」

[ 2008年3月12日 06:00 ]

笑顔で会見する熊川哲也

 昨年5月に右ひざ前十字じん帯を損傷したダンサー熊川哲也(36)が10カ月ぶりに舞台復帰することになり、11日、東京・赤坂ACTシアターで会見した。

 復帰公演は熊川哲也Kバレエカンパニーの新作「ベートーヴェン 第九」(14~20日、同所)。昨年5月15日、札幌で公演中に足を痛めリハビリに励んできたが、この日は軽快に階段を下りて復調をアピール。「痛みはまだありますが、許せる範囲の痛み。跳ぶ恐怖心を克服するのに時間がかかりました」と話した。

 療養中は精神的につらいこともあったというが「今までは努力せずに自然体で踊るダンサーだった。これからは努力しながら、毎日ひざと相談することになる。それが一皮むけたことになると思う」と笑顔も戻った。

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2008年3月12日のニュース