昆劇と“コラボ”玉三郎に喝さい

[ 2008年3月7日 06:00 ]

 日中の伝統芸能が初めてジョイントした「坂東玉三郎、中国・昆劇合同公演」が、6日、京都南座で初日の幕をあけた。

 20年前の来日公演を見て感激した玉三郎が、蘇州昆劇院まで出向いて特訓、劇団員との歴史的なジョイント公演が実現。演目は昆劇の名作「牡丹亭」と歌舞伎舞踊「楊貴妃」の2本。いずれも玉三郎がヒロインで、流ちょうに中国語のせりふや歌をこなし、カーテンコールで舞台に上がった昆劇院名誉院長の張継青氏も大きな拍手を送っていた。公演は25日まで同座で。続いて5月6日から15日まで北京湖廣会館で。

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2008年3月7日のニュース