両足義足の落語家、最期は「闘病日記」

[ 2008年2月8日 06:00 ]

死去した三遊亭歌雀氏

 両足義足の落語家・三遊亭歌雀(さんゆうてい・かじゃく=本名三浦孝=みうら・たかし)氏が6日午後5時54分、急性心不全のため横浜市内の病院で死去した。44歳だった。静岡県出身。通夜は10日午後6時、葬儀・告別式は11日午前10時から、いずれも横浜市緑区長津田町5125の1、北部斎場=(電)045(921)5700=第4ホールで。喪主は兄勝彦(かつひこ)氏。

 三遊亭円歌門下で、重度の糖尿病になって両足を切断。2年前からは人工透析を受けながら高座活動を続けた。最後の高座は円歌がトリを務めた1月19日の浅草演芸ホール。演目は「闘病日誌」。円歌は「逸話の多い弟子だがそれだけに無性に悲しい」と話した。

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2008年2月8日のニュース