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ユーリ阿久井政悟がWBA世界フライ級新王者に!長谷川氏「気持ちで上回った」、村田氏「良い夜になった」

[ 2024年1月23日 20:30 ]

長谷川穂積氏と村田諒太氏(右)
Photo By スポニチ

 WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦が23日、エディオンアリーナ大阪で行われ、同級1位のユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)は王者アルテム・ダラキアン(36=ウクライナ)に判定で勝利し、初の世界王座を奪取した。116-112、117-111、119-109の3―0の判定勝ちだった。

 独占ライブ配信した「Prime Video Presents Live Boxing 6」で解説を務めた元世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏(43)は新王者誕生に「ダラキアンはポイントの取り方が上手くて、そのダラキアンを気持ちで上回った。一番最初に習ったことを最後まで崩さずできた。それが阿久井選手の強さだった」と称えた。

 サッカー少年だった中学1年の時、テレビで見たWBC世界バンタム級王者だった長谷川のKO勝利に「かっこいい」と感激。元ボクサーだった父・一彦氏と伯父・赤沢貴之氏の影響もあり、中学2年で倉敷守安ジムで本格的にボクシングを始めた。長谷川氏は「そうやって言ってもらえるのは嬉しい」と感謝した。

 同じく解説を務めた元WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太氏(38)も「ボクシングで相手に与えたダメージ、攻勢、主導権支配がポイントになるって言われているんですけど、前王者はポイントに攻撃つながる逃げと捉えられず、ポイントにつながらなかった。(阿久井に)ポイントが付いたと思います。今日は攻め続けた阿久井選手がポイントをピックアップできて、良い夜になったと思います」と試合を振り返った。

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