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辰吉丈一郎「拳を痛めたのを理由にするのはかっこ悪い」 息子・寿以輝の判定勝利に「激辛」コメント

[ 2024年1月23日 19:57 ]

リングサイドで観戦する辰吉丈一郎とるみ夫人(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(53)の次男・寿以輝(27=大阪帝拳)が23日、エディオンアリーナ大阪で54・5キロ契約8回戦に臨み、日本バンタム級10位の与那覇勇気(33=真正)に判定2―0(76―76、77ー75×2)で勝利した。

 リングサイドで見届けた父・丈一郎は取材に応じ、ほぼ恒例になっている辛口トークを展開した。

 「攻撃が単調すぎる。ジャブが少なすぎる。拳を痛めたのは分かったが、それを理由にするなら、かっこ悪い。それでも倒すのがプロボクサーやろ。攻撃が最大の防御というし、ディフェンス面も磨いた方がいい」

 “親の愛”とも受け取れる辛口ばかりではない。こうも付け加えた。

 「ただ、拳はなかなか治らん。悪化の一歩をたどる。自分もそういう経験をしたからな」。次男を心配する様子ものぞかせた。

 寿以輝は試合後の取材で、痛めた左拳について「(痛めたのは)1ラウンドの途中ぐらい。折れてはいない。腫れてるぐらい。(痛みがあっても)手がとれるわけじゃない。普通に殴ってました」などと重傷ではないことを明かした。

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