村田諒太氏　那須川天心の初KO期待「タイミングさえあればできる」　さらなる進化へ「いつも通り…」

54・8キロ契約　8回戦   ルイス・ロブレス―那須川天心 （ 2024年1月23日    エディオンアリーナ大阪 ）

村田諒太氏
Photo By スポニチ

　元WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太氏（38）が23日、ダブル世界戦などを独占ライブ配信した「Prime　Video　Presents　Live　Boxing　6」で解説を務めた。セミファイナルでボクシング3戦目を迎える日本スーパーバンタム級7位の那須川天心（帝拳）の進化に期待した。

　将来的なバンタム級での世界挑戦を示唆している那須川。スーパーバンタム級（55・3キロ）だった昨年4月の初戦、55・7キロ契約だった同9月の2戦目より約1キロ落とした契約体重。帝拳ジムの浜田剛史氏は「新陳代謝の良さ」をポイントに挙げ「減量期間でも汗が出ていなかったことは見たことがない。1年かけてボクシングの体になじんだということ」と成長ぶりに目を細める。

　村田氏はボクシング3戦目になる那須川にさらなる進化を期待。「ボクシングに転向して見せた2戦のパフォーマンスは高かったので、変な風に変えないでいつも通りの心構えで試合してほしい」と語った。

　そしてボクシング初のKOフィニッシュについても「タイミングさえあればできる」とコメントした。