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アマ10冠の今永が29日プロデビュー戦へ計量パス「アマとは気持ちが全然違う。緊張してます」

[ 2022年6月28日 15:26 ]

デビュー戦へ計量をパスした今永
Photo By スポニチ

 アマチュアボクシングで10冠に輝いた今永虎雅=たいが=(22=大橋)が29日、後楽園ホールでプロデビューする。浜崎隆広(36=仲里)との62・0キロ契約8回戦で、28日に東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われた前日計量は契約体重より100グラム軽い61・9キロでパス。3勝(1KO)8敗3分けの浜崎は61・6キロだった。

 3月の大橋ジム入門発表から3カ月でムキムキの体に変わった今永は、計量を終えると元3階級制覇王者・八重樫東トレーナーの指示どおり、コンディション調整のため錠剤などサプリを摂取。「アマチュアの時よりもだいぶいい感じで仕上がっている。こんなにちゃんと調整したことはなかった」と説明した。「けっこう緊張してます」と明かし、「ボクシングに集中できる環境の中で、応援してくれる人やスポンサーに対し結果を出さないといけないので、そのへんはアマと全然気持ちが違う」とプレッシャーを明かした。

 それでもデビュー戦のイメージを「今までやってきたことを出して、一方的に自分のボクシングを展開していく感じ。特に作戦とかは考えていない」と明かし、「見ているのは世界。世界で戦えると思ってもらえるような試合をしたい」と抱負を述べた。アマ時代から仲が良く7月13日にデビュー戦を控えている堤駿斗(志成)とは連絡を取り合っているが、ほぼ同時期のデビューについては「自分は自分なので特に意識はしていない」と話した。

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