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武尊が休養発表 故障と精神的不調で 「僕のわがままですけど最後は勝つ姿を」復活も約束

[ 2022年6月28日 04:40 ]

会見中、涙をこらえるように視線を上に向ける武尊
Photo By スポニチ

 K―1ワールドGPスーパーフェザー級王者・武尊(30=SAGAMI―ONO KREST)が27日、都内のホテルで会見し、無期限の休養と王座返上を発表した。右拳に加えて腰と膝に故障を抱え、さらに心療内科でパニック障害、うつ病と診断されたことも公表。「格闘家として一回歩みをストップさせ、心と体のコンディションを正常に戻して、もう一回新しいチャレンジをできたらなと思っている」と話した。

 今月19日に東京ドームで開催された「THE MATCH」で那須川天心(23)に判定負け。10年間勝ち続けていただけに「負けたら存在価値がなくなる」と考え、引退も覚悟していたという。だが、敗戦後に届いたのはファンからの温かな言葉。「あの時の“ありがとう”の言葉は、勝ち続けていた時のどんな“おめでとう”よりもうれしかった」とし、「前向きな休養」を決断。故障や病気を公表した理由については「同じケガや病気に苦しむ人に、僕が克服して復活する姿を見せることが次の一個目の戦い」と説明した。

 休養期間は未定で、まずは海外で「自分と向き合う時間をつくりたい」とした。総合格闘技転向も噂される中、新しいチャレンジは明かさなかったが、「僕のわがままですけど、最後、勝つ姿を見せてから終わりたい」と復活を約束した。

 ◇武尊(たける)1991年(平3)7月29日生まれ、鳥取県米子市出身の30歳。小2で空手を始め、高校進学後にキックボクシング転向。11年9月、Krushでプロデビュー。15年4月にK―1ワールドGPスーパーバンタム級王座、16年11月に同フェザー級王座、18年3月に同スーパーフェザー級王座を獲得し、3階級制覇を達成。戦績は42戦40勝24KO2敗。身長1メートル68。

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