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吉田、初防衛も涙の謝罪 3―0判定に「ふがいない」

[ 2020年1月1日 05:30 ]

WBO世界女子スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦   〇吉田実代《判定》石麗萍● ( 2019年12月31日 )

<トリプル世界戦>防衛に成功した吉田(撮影・島崎忠彦)
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 “戦うシングルマザー”吉田が3―0で判定勝ちし、鬼門といわれる初防衛に成功した。相手にホールディングの反則による減点もあり、5~9点差をつける完勝も「ふがいない試合をして申し訳ない」と涙で謝罪した。

 序盤からプレッシャーをかけ続けたが、挑戦者の執拗(しつよう)なクリンチに苦しんだ。これまで一度もKO勝ちがなく、筋肉量を増やすなど肉体改造して臨んだ一戦。「全然やってきたことを出せなかった」と悔やんだ。それでもリング上で愛娘・実衣菜ちゃんに「ママ、おめでとう」と祝福されると笑顔を取り戻し、「一日でも長くチャンピオンでいられるように、もっともっと精進していきたい」と前を向いた。

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2020年1月1日のニュース