天心、1RTKO勝ち「気持ちよかった」 キックボクシング34戦全勝

[ 2020年1月1日 05:30 ]

RIZIN.20   〇那須川天心―江幡塁● ( 2019年12月31日    さいたまスーパーアリーナ )

江幡(左)に飛び蹴りする那須川(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 契約のキックボクシングルールで、那須川天心(21=TARGET/Cygames)が不敗神話を守った。江幡塁(28=伊原道場)をスピード、パワーで圧倒して3度のダウンを奪い、1R2分46秒、TKO勝ちを収めた。18年大みそかは階級の違うフロイド・メイウェザーとのボクシングに準じたエキシビションマッチで力の差を見せつけられたが、キックボクシングでは34戦全勝となった。

 新日本キックボクシング協会からの刺客も全く相手にしなかった。1RでTKO勝利を収めた那須川は「メチャメチャ気持ち良かった。大みそかは絶対KOと決めていたので、KOできてよかった」と充実感に浸った。

 実力差は顕著だった。序盤から積極的に仕掛けていき、前蹴り、左ストレートを的確に当てた。最初に奪ったダウンは右フック。マウスピースも飛ばす強烈な一撃。さらに連打からの左、パンチで崩してからのキックでダウンを重ねて早々に試合を終わらせた。「初めて右フックで倒した。成長しているのかなと思う」と手応えの勝利だった。

 5歳でプロデビューを果たした“神童”は、キックボクシングでは34戦全勝。K―1で活躍する武尊との対戦は実現が厳しく、国内には敵なしの状態だ。昨年はボクシングの元世界5階級制覇王者のメイウェザーと拳を交え、まだ見ぬ世界への思いも強くなった。先月29日に日本で初めて興行を行った米国の格闘技団体「ベラトール」からも熱視線を送られている。20年はさらなる飛躍ができる舞台を求めた戦いとなりそうだ。 

続きを表示

「ボクシング」特集記事

「WBSSバンタム級トーナメント決勝 井上尚弥VSノニト・ドネア」特集記事

2020年1月1日のニュース