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那須川 圧倒的な実力差を見せつける「メチャメチャ気持ち良かった」

[ 2019年12月31日 23:53 ]

RIZIN.20 ( 2019年12月31日    さいたまスーパーアリーナ )

那須川が江幡を圧倒、KO勝利で雄たけびを上げる(撮影・篠原岳夫)
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 56キロ契約のキックボクシング特別ルールの一戦で、那須川天心(21=TARGET/Cygames)が圧倒的な実力差を見せつけ、1R2分46秒、3度のダウンを奪ってTKO勝利を収めた。会心の勝利に、リング上のインタビューで「メチャメチャ気持ち良かった。大みそかは絶対KOと決めていたので、KOできてよかった」と充実感に浸った。

 幼い頃からの親友である俳優・三浦春馬とともに入場してきた新日本キックボクシング協会からの刺客も、全く相手にしなかった。序盤から積極的に仕掛け、前蹴り、左ストレートを的確に当てた。最初に奪ったダウンは右フック。マウスピースも飛ばす強烈な一撃。さらに連打からの左、パンチで崩してからのキックでダウンを重ねて早々にを終わらせた。「初めて右フックで倒した。成長しているのかなと思う」と手応えの勝利だった。

 15歳でプロデビューを果たした“神童”は、これでキックボクシングでは34戦戦全勝。18年大みそかはボクシングの元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザーとボクシングに準じたエキシビションを行っているが、キックボクシングルールでは対戦相手を探すのが極めて困難な状況になってきた。

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2019年12月31日のニュース