朝倉未来が判定勝ち　打撃では完全に圧倒「勝ったので良かったんじゃないですか」

RIZIN.20 （ 2019年12月31日    さいたまスーパーアリーナ ）

＜RIZIN20＞第12試合朝倉未来　vs.　ジョン・マカパ　朝倉未来（右）が打撃で圧倒、判定で勝利（撮影・篠原岳夫）
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　ベラトール×RIZIN対抗戦の大将戦となった66キロ契約の一戦で、朝倉未来（みくる、27＝トライフォース赤坂）が判定勝ちした。

　対戦相手のジョン・マカパ（33＝ブラジル）はかつてUFCとも契約し、ベラトールでは柔術仕込みの寝技と変則的な打撃で存在感を示してきた選手。「まあまあ強い選手。世界的には僕より実績が上。力を試すにはいい機会」と捉えていた試合で結果を出し、「勝ったので良かったんじゃないですか」と淡々と振り返った。

　ラウンドが進むごとに自慢の打撃が当たり始めた。2Rはタックルを受けても倒れず、相手の土俵には持ち込ませなかった。3Rはバックを取られても倒れなかった。打撃では完全に圧倒し、判定は3―0だった。

　「歓声も大きかったので日本の格闘技を盛り上げられていると思う」。これでRIZIN6連勝。5対5の対抗戦は、RIZINの2勝3敗で終わった。