井上拓真、判定負けで王座統一失敗 初の兄弟世界戦、兄・尚弥に勝利つなげず

[ 2019年11月7日 21:03 ]

WBC世界バンタム級王座統一戦   ○正規王者ノルディーヌ・ウバーリ 判定 暫定王者・井上拓真● ( 2019年11月7日    さいたまスーパーアリーナ )

4R、ダウンする井上拓真(撮影・島崎忠彦)
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 WBC世界バンタム級王座統一戦は7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、暫定王者・井上拓真(23=大橋)が正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(33=フランス)に0―3判定で敗れ初防衛に失敗した。初の兄弟同時世界戦でワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント決勝に臨む兄のWBA&IBF同級王者・尚弥(26=大橋)の前で勝利をつかむことはできなかった。デビューからの連勝は「13」でストップ。

 序盤は主導権を握る場面もあったが、手数の多いウバーリに押される展開に。4回、左右の連打を出すもカウンター気味に左を食らって初ダウン。5回はしのいだが、中盤以降もスタミナが衰えず手数を繰り出し、効果的にポイントを稼ぐ正規王者に屈した。

 ◆井上 拓真(いのうえ・たくま)1995年(平7)12月26日、神奈川県座間市生まれの23歳。神奈川・綾瀬西高で11年インターハイ優勝などアマ通算57戦52勝(14KO・RSC)5敗。13年12月、6回判定勝ちでプロデビュー。15年7月、東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦に判定勝ちして王座獲得。2度防衛後に王座を返上。18年12月にWBC世界バンタム級暫定王者となった。1メートル64の右ボクサーファイター。

 ▼兄弟ダブル世界戦 日本人兄弟によるダブル世界戦は過去に亀田興毅・大毅兄弟が2度実現している。1度目は10年12月26日、さいたまスーパーアリーナで興毅が3階級制覇に挑戦、大毅はV2戦で2人とも勝利。2度目は11年12月7日、大阪府立体育会館で興毅が3度目の防衛に成功も大毅は2階級制覇に失敗した。

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