井上尚弥がWBSS優勝!流血ピンチも難敵ドネアに判定勝ち!頂上決戦制し最強証明

[ 2019年11月7日 22:18 ]

WBSSバンタム級トーナメント決勝   〇WBA&IBF王者・井上尚弥―WBAスーパー王者ノニト・ドネア● ( 2019年11月7日    さいたまスーパーアリーナ )

<WBSSバンタム級決勝 井上尚弥・ノニト。ドネア>モハメド・アリトロフィーをかざす井上尚弥(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント決勝は7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBA&IBF世界同級王者・井上尚弥(26=大橋)はWBA同級スーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)に判定勝ち。WBSS優勝を飾り、ムハマド・アリ・トロフィーを獲得。WBA同級スーパー王座を統一するとともに3度目の防衛、IBF王座の初防衛に成功した。プロデビューから19戦全勝。

 試合は序盤からハイレベルな攻防となった。2回にドネアの左を受けて右目付近を出血。3回には鼻からの出血と劣勢に。中盤も一進一退の攻防戦。9回にはドネアの右ストレートで一瞬ひざが落ちかける最大のピンチも。だが、井上は耐え抜き10回以降に猛ラッシュ。11回には右アッパーからの左ボディーでドネアが悶絶。ダウンを奪った。最終12回も激しく攻め立て、難敵から判定勝ちを飾った。

 井上尚は昨年10月、ファンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)に衝撃の70秒KO勝利でWBSS1回戦を突破。今年5月に英グラスゴーで行われた準決勝では無敗のIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を2回TKOに葬り去り、決勝に駒を進めた。

 ドネアは井上尚にとって高校時代から憧れの選手で、14年12月にWBO世界スーパーフライ級王者ナルバエス(アルゼンチン)に挑戦する際には直接アドバイスをもらった恩人でもあり、大舞台で勝利することで“恩返し”し、5階級制覇王者に世代交代を印象付けた。

 ◆井上 尚弥(いのうえ・なおや)1993年(平5)4月10日生まれ神奈川県座間市出身の26歳。新磯高(現相模原青陵高)時代に高校7冠などアマ通算81戦75勝(48KO・RSC)6敗。12年10月プロデビュー。14年4月にプロ6戦目でWBC世界ライトフライ級王座獲得。同12月にWBO世界スーパーフライ級王座、18年5月にWBA世界バンタム級王座を獲得し、3階級制覇。今年5月にIBFバンタム級王座を獲得し主要4団体制覇を達成した。身長1メートル65の右ボクサーファイター。家族は咲弥夫人と長男・明波(あきは)君。

続きを表示

この記事のフォト

「ボクシング」特集記事

「WBSSバンタム級トーナメント決勝 井上尚弥VSノニト・ドネア」特集記事

2019年11月7日のニュース