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【ONE】武尊、男泣き有終の美 1年前に敗れた相手に雪辱TKO「感謝しかない」

[ 2026年4月30日 05:20 ]

ONEフライ級キックボクシング暫定世界王座決定戦(3分5ラウンド)   〇武尊 TKO5R ロッタン・ジットムアンノン● ( 2026年4月29日    東京・有明アリーナ )

ベルトを獲得し雄叫びを上げる武尊(撮影・酒井卓也)
Photo By スポニチ

 アジア最大の格闘技団体「ONE」のフライ級キックボクシング暫定世界王座決定戦が行われ、K―1元3階級制覇王者で、この試合を最後に引退する武尊(34)が元ONEフライ級ムエタイ王者のロッタン・ジットムアンノン(28)に最終5ラウンド(R)TKOで勝利した。1年前に敗れた相手にリベンジし、有終の美を飾った。

 現役ラストマッチで最強を証明した。武尊は2Rにカウンターの左フックでダウンを奪うと、その後も左フックで2度目のダウン。ラウンド終盤にもロッタンをめった打ちにすると、観客から「武尊コール」が起こった。3R以降は被弾も増えたが、最終5Rで再び攻勢に転じた。右で効かせて連打でダウンを奪い、さらにラッシュで畳みかけた。ロッタンが4度目のダウンとなったところで、レフェリーがストップした。

 勝利のバック転を決め、ONEのベルトを手にした武尊は「本当にうれしいしかない。ケガがあったり遠回りしたけれど、最後の最後にこのベルトを獲れたことに感謝しかない」と男泣きした。

 昨年3月にロッタンに1R、わずか80秒でKO負けする屈辱を味わってから1年。「アイアンマン」の異名を持つ最強の男にリベンジし、格闘家人生に終止符を打った。那須川天心との東京ドーム興行を実現させるなど日本の立ち技格闘技をけん引してきた男は「こんなんで終わらせちゃ駄目!格闘技の熱を取り戻しましょう」と熱く訴えた。

 ◇武尊(たける)1991年(平3)7月29日生まれ、鳥取県米子市出身の34歳。11年にプロデビュー。14年からK―1に参戦し、スーパーバンタム級、フェザー級、スーパーフェザー級を制覇し、K―1史上初の3階級王者となる。22年6月には東京ドームで行われた「THE MATCH」で那須川天心に判定で敗れる。23年5月に「ONE Championship」と契約。1メートル68。妻はタレントの川口葵。

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