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村田諒太 王者奪還に「夢じゃないことがうれしい」「プロキャリアで一番の試合」

[ 2019年7月13日 11:13 ]

<村田諒太・一夜明け会見>会見が終わりカメラに向かってポーズをとる村田諒太 (撮影・後藤 大輝)
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 ボクシングのWBA世界ミドル級王者の奪還を果たした村田諒太(33=帝拳)がロブ・ブラント(28=米国)との激闘から一夜明けた13日、大阪市内のホテルで会見し、改めて喜びを語った。

 「目が覚めて(勝利が)夢じゃなかったことがうれしかった。17年のプロキャリアの中でも一番と言える試合でした」

 昨年10月に米ラスベガスで完敗した相手に2回TKOの圧勝。右頬に張られたバンソウコウに激闘の跡が残っていたが、終始穏やかな表情。勝因を問われると「ハードな練習と周囲のサポート、そして少しの運」と答えた。練習の中でも最も重視したのはスパーリング。そこで集中力をMAXにするため、3~4カ月間、コーヒーを断ち。「午前中にカフェインを摂って変にテンションを上げて疲れるようなことはしたくなかった」と説明。「休日にパンとコーヒーをゆっくり楽しみたい。今は家族との時間とコーヒーに渇望している」と笑った。

 今後については「モチベーションを高く保てる試合」を希望しつつ「帝拳プロモーションに任せているので、決めていただいた試合をやるだけ」と話した。7月いっぱいは休養する予定だが、WOWOWで日本時間21日に放送されるWBA世界ウェルター級王座統一戦、マニー・パッキャオVSキース・サーマン戦のゲスト解説を務めることが決まった。

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2019年7月13日のニュース