中日守護神・松山晋也 苦い一戦を糧に「“あの歌のおかげ”と言ってもらえるように結果残したい」

[ 2026年5月17日 09:18 ]

中日の松山
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 守護神が上昇気配だ。中日の松山晋也投手(25)。春季キャンプ中の2月下旬に左脇腹痛で出遅れたが、4月14日の広島戦から5試合連続セーブ中と状態を上げている。

 「体の状態も凄くよくなってきているので、一試合一試合、シンプルに積み重ねていく。それで、気付いた時に“何試合連続セーブだ”とかになるように最高の準備をして、みんなで気合を入れてやっていきたいです」

 苦い一戦がある。登場ムービーのお披露目登板だった4月10日の阪神戦。3―1の9回にマウンドに上がったが、4失点し痛恨の逆転負けを許した。

 本拠地バンテリンドームの大型ビジョンに放映される動画で、富士山麓の“樹海”で球団初の屋外ロケを敢行。樹海を歩く松山の姿が映し出され、親交があるヒップホップアーティスト「AK―69」が、松山のために書き下ろした「90」(ナインティー)が流れる内容となっている。

 敗戦後、SNSなどで“樹海になんて行くから…”、“のろわれた…”などといった投稿を目にした。

 「抑えなければ、やっぱり、そういうことを言われてしまうので。僕が抑えるか、抑えないかというだけの話。もちろん、しっかり抑えていきたいです」

 結果の世界。失敗すれば叩かれる。自分の責任。それは分かっている。ただ、チームを勝利に導くことができなかったこと、そして、登場曲を用意してくれたAK―69、撮影場所の選定や撮影に携わったスタッフら関係者に申し訳ない。そんな思いが強かった。

 「その日しか撮影日がなく、天候にも恵まれました。多くのアーティストさんたちが撮影で使われていて、スタッフさんたちが考えて用意してくださった場所。自分が抑えるかどうかというだけの話なんです。AKさんにも感謝しかないですし、自分の力を発揮して、“あの歌のおかげ”と言ってもらえるように結果を残したい」

 オフには並進運動を取り入れ、投球フォームを改良。投球時の左足のステップ幅を昨季までの6足分から6足半に広げた新スタイルも着実に身に付いている。「まだまだトレーニングの段階で、最高の体に仕上げる。まだまだ成長できると感じています」。松山がさらなる上昇曲線を描く。(記者コラム・湯澤 涼)

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