【高校野球】高砂 小山正明さん4強です!元阪神OBに捧ぐ37年ぶり快進撃、「精密機械」系譜継ぐ力投

[ 2026年4月29日 13:43 ]

高校野球春季兵庫大会準々決勝   高砂3―1篠山産 ( 2026年4月29日    ウインク )

<高砂・篠山産>4強進出を決めて喜ぶ高砂の前田(左)(撮影・河合 洋介)
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 高校野球の春季兵庫大会は29日に準々決勝が行われ、高砂が篠山産を3―1で下して1989年以来37年ぶりの4強進出を決めた。

 背番号10左腕の前田航佑(3年)が被安打5に抑える1失点完投勝利で貢献。1与四球のみと武器の制球力を生かし、球数100球で片付ける軽快な投球を見せた。

 「アウトの取り方を意識しました。持ち味はテンポよく打たせて取ることなので、ストライク先行で投げようと思っていた。目標だった4強を達成できてうれしいです」

 レジェンドOBに捧ぐ躍進を見せている。同校は、NPB歴代3位の通算320勝を挙げ、昨年4月に死去した小山正明さん(元阪神、ロッテなど)の出身校。昨年の訃報に触れた際には、指導者が選手たちに「この同じグラウンドで偉大な先輩も練習をしていた。高砂高校は、そういう伝統のある学校なんやで」と説いたと言う。

 「精密機械」と呼ばれた先輩について前田は「ゲームなどで入学前から知っていました」と明かす。中学までは制球力が課題だった中、右足の踏み出す位置など投球フォームを改善。「高校に入ってから制球が良くなりました」と大先輩と同じく制球力が武器となり、4強入りに貢献するまでの成長を遂げた。

 同校は1922年に女子校として開校し、小山さんは共学化2年目の50年に入学。創部以来春夏通じて甲子園未出場が続く中、「これまでは地区大会で敗退することも多く、4強が目標だった。この春は全員で戦えていると思います」と自信を深める躍進となっている。

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