中日・柳裕也 自身2度目の“スミ1”完封「紙一重の勝負だった」 通算1000投球回にも到達

[ 2026年4月4日 05:05 ]

セ・リーグ   中日1―0ヤクルト ( 2026年4月3日    神宮 )

<ヤ・中(1)>完封勝利の柳は、プロ通算1000投球回の記念ボードを掲げて笑顔を見せる(撮影・尾崎 有希)
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 1―0の9回2死二塁、オスナと対峙(たいじ)して中日・柳は気迫でねじ伏せた。初球、縦スライダーで中飛に仕留めて吠えた。

 「完璧に(球種を)待たれていたので、紙一重の勝負だったと思います」

 22年4月3日の広島戦以来4年ぶりとなる完封で、今季初勝利。初回の1点を死守する「1―0完封」は21年6月1日のロッテ戦以来自身2度目だった。

 直球の球速は140キロ台前半ながら球威があった。縦横のスライダーに、カーブやフォーク、チェンジアップなど多彩な球種を効果的に投げ分けてヤクルト打線を翻弄(ほんろう)。開幕5連勝中と勢いに乗るヤクルトの反撃機運を遮断した。

 前夜に開幕から続いた連敗を止めたベテラン左腕に刺激を受けた。前日2日の広島戦で、チームに漂う不穏な空気を振り払う1失点完投勝利を飾った大野だ。

 「最後は大野さんの姿がよぎりましたね。(9回は)走者が二塁にいったけど、“絶対に俺も最後まで投げてやる”って思いました」。チームの2試合連続完投勝利は10年7月16~18日の広島3連戦以来16年ぶりだった。

 明大時代に慣れ親しんだ敵地で、通算1000投球回にも到達し、「本当に育ててもらったので、そういう球場で達成できてうれしいです」。チームを今季初連勝に導く120球の熱投だった。(湯澤 涼)

 ○…柳(中)が4年ぶり5度目の完封勝利。過去4度は本拠地のバンテリンドームで、敵地では今回が初めて。スコア1―0は3度目になるが、初回得点のいわゆる“スミ1”は21年6月1日のロッテ戦に続き2度目。

 ○…前日2日は大野が巨人戦で完投勝利。チーム2試合連続完投勝利は、10年7月16~18日の広島戦で、山井大介、中田賢一、チェンがいずれも完封して以来、16年ぶり。

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