森繁和氏 ドジャース・大谷は直球の速度上がれば万全近づく

[ 2026年4月2日 01:30 ]

インターリーグ   ドジャース4─1ガーディアンズ ( 2026年3月31日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ガーディアンズ>好投した大谷(撮影・沢田 明徳)    
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 【森繁和 視点】ドジャース・大谷のカーブは非常に質が高く、カウント球にも決め球にも使える。特に左打者に対して有効で、ボールゾーンから中に入れる「バックドア」の外角と、さらに内角へと巧みに投げ分けていた。右打者への内角カーブは肩口から甘く入ると長打の危険性が増すが、左打者にはこれができる。4回1死では左のマンザードに全5球がカーブ。全て内角に、そしてスピードも変えて投げていた。二飛に倒れた4番打者は面食らったことだろう。

 そのカーブについて細かい点だが一つだけ。大谷は年々、右腕の角度(アームアングル)を下げている。スイーパーなど横の変化には効果的だが、カーブを投げる時は縦振りを意識するため、リリースの際に手首が上がっている。わずかな違いだが、打者に球種を把握されてしまう可能性がなくはない。

 途中から雨が降ったことでぬかるんだ足元を気にしていたが、前半はリズムのいい投球。球数も問題なく二刀流初登板でこの結果なら上々だ。あとは直球のスピードがさらに上がってくれば、万全の状態に近づくはずだ。(スポニチ本紙評論家)

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