阪神・藤川監督「相手が上回ったということ」初モノの巨人・竹丸和幸、ダルベックにやられた

[ 2026年3月28日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神1―3巨人 ( 2026年3月27日    東京ドーム )

<巨・神(1)>9回、佐藤輝(右)が併殺に倒れ厳しい表情の藤川監督(左から2人目)(撮影・光山 貴大)
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 プロといえども、対戦データがない投手を打ち崩すのは容易ではない。その難しさがスコアに如実に表れた。巨人のドラ1左腕・竹丸の前に、大山の4回の犠飛による1点に封じられた。阪神が開幕戦で新人の開幕投手に白星を献上するのは、79年ぶり2度目の屈辱になった。

 「素晴らしいピッチングだったと思います。相手が上回ったということ。また次です」

 阪神・藤川監督は潔く完敗を認めた。左腕から放った3安打は、全て右打者によるもの。左打者は140キロ台後半の直球とスライダー気味に沈むチェンジアップに手を焼いた。2打数無安打に終わった中野が「初めての対戦で軌道が読みづらいところがあった。それが相手の狙いでもあったと思う」と語った通り、相手の力が想定を上回っていた。

 誤算は竹丸だけでない。新助っ人のダルベックには、リードを再び2点に広げられるソロを4回に浴びた。日本ハムから加入した松本には、初回に11球も要した末に四球を与え、2点目のホームを踏まれた。8回には、日本ハムを自由契約になった北浦の前に3者凡退に抑えられた。

 岡本が米大リーグへ移籍し、大勢、マルティネスも不在。顔ぶれが変わったライバルだが、新戦力にその穴を埋めるような仕事を許してしまった。

 「まあ始まったばかりですから。あす、1つ取りにいくと。毎試合勝ちにいくという気持ちを、非常に強く持ってやっていきます」

 指揮官はさばさばと前を向いた。この日味わった屈辱と蓄積した対戦データは、次にやり返すための生きた情報としてインプットされた。(倉世古 洋平)

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