ロバーツ監督 11K圧巻奪三振ショーの大谷翔平を称賛「彼は準備ができている」 球種駆使した投球術評価

[ 2026年3月25日 11:52 ]

オープン戦   ドジャース0―3エンゼルス ( 2026年3月24日    ロサンゼルス )

試合後に大谷を称えるロバーツ監督(撮影・柳原 直之)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が24日(日本時間25日)、オープン戦最終戦のエンゼルス戦に先発。4回0/3を4安打3失点だったが、6者連続を含む11奪三振を記録した。デーブ・ロバーツ監督(53)は開幕に向けて、万全の仕上がりぶりを示した大谷を称賛した。

 圧巻の奪三振ショーを繰り広げた大谷に指揮官は「強度はあったし、集中力もあったし、実行もできていた。今日は三振も多かったし、効率的というよりも、リズムが良くて、その中で結果的に効率も良かったという感じだ。だから、また一つ良い登板だったと思うし、彼は準備ができている」と賛辞を送った。

 3月31日(日本時間4月1日)のガーディアンズ戦でシーズン初登板することが決まっている大谷。開幕前最後のマウンドで順調な調整ぶりを示した。初回、先頭のネトをシンカーで、続くトラウトを97.3マイル(約156.6キロ)外角高め直球で、ともに空振り三振。3番・シャヌエルは遊ゴロに打ち取り、3者凡退で初回のマウンドを終えた。

 2回には安打と四球で無死一、二塁のピンチを招いたが、アデルをカーブ、ローを98.5マイル(約158.5キロ)直球、そしてダーノーをカーブで3者連続の空振り三振。思うように制球できず、首をかしげる場面もあったが、確実にスコアボードに「0」を並べた。3回は先頭のペラザを97.8マイル(約157.4キロ)直球で見逃し三振。ネトは97.4マイル(約156.7キロ)直球、2番・トラウトはスイーパーでともに2打席連続の空振り三振に仕留めた。2回無死一、二塁のアデルから、6者連続三振となった。

 4回も無死一塁から3者連続三振。4回終了時点で79球と球数がかさみ、5回には無死からの3連打で先制点を失った。無死一、二塁の場面で降板した大谷には本拠の大声援が降り注いだ。

 最速98.5マイル(約158.5キロ)の直球を軸に、スイーパー、シンカー、スプリットなど持ち球を駆使して、相手に的を絞らせなかった。中でも効果的だったのは、緩急を付けるカーブだった。

 この日、投じた86球のうち19・8%の17球がカーブだった。昨季は全体の8・8%(66球)だった球種を有効利用し、11三振のうち3つをカーブで奪った。「翔平については、今日は明確に“アウトを取りにいく”投球だった」と試合をつくる能力を認めた上で「シンカーも機能していたし、カーブも機能していた。左打者も右打者も、それぞれ違う球種で三振を取っていた。それはつまり、いろいろな攻め方ができるという自信の表れだし、カウントを取りにいくことも、最後に仕留めることもできるということ」と勝つためのピッチングを評価。「初回登板の時よりも、さらに良かったと思う」と状態がさらに上がっていることを確認した。

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